KEKには10年ぐらい行っていないので、今回はKEK・高エネルギー加速器研究機構に行きます。
去年はJAXAの公開に参加しましたが、KEKも非常に興味深い施設です。
KEKでは要するに素粒子を研究しています。素粒子というのは物体の最も小さい粒です。
小学校のころ物体の最小単位は「原子」と教わりましたが、中学校に入ると原子核(陽子、中性子)と電子と教わります。
しかし、実はさらにそれが素粒子で構成されるとされています。
代表的素粒子はクオーク(アップ、ダウン、トップ、ボトム、チャーム、ストレンジ)、レプトン(電子、ミュー、タウ/ニュートリノ)です。それ以外にボース粒子があります。星の光はボソンの輝きです。
そんな微小な世界は日常生活でほとんど意識しません。しかし、それが宇宙のブラックホールやダークマターに関係するとされています。
それらを研究しようという施設です。ノーベル賞を取った小林先生・益川先生の共同研究を証明したことでも有名です。

後で出てくるBelle IIの図です。床に描かれていました。

電子陽電子入射器です。電子等をぶつけるのですが、そのスタート地点がここです。

フォトンファクトリーです。KEKはどちらかと言えば素粒子、クォークなどを研究していますが、ここは原子・分子等を研究しています。関西のスプリング8的なやつです。比較的産業と関係が近いスペースです。
電子等の加速器と構造がよく似ているので、設置されているとのことです。

SuperKEKB加速器です。先程の電子陽電子入射器から入射された電子等は直径1キロぐらいのですが、どこかわかるように矢印で示してくれています。また、移動用に自転車が用意されていました。

加速器です。円周状に曲がっているのがわかりますか。ここを電子等がぐるぐる回ります。そして光速の99.99%ぐらいまで加速します。

Belle IIです。電子等をぶつけるのですがぶつけた際に飛び散る破片を観測する観測器です。ちょっとわかりづらいですが、機械に覆われている青い部分が観測器です。一番迫力があるところですが、みえないから!

宇宙線飛跡観察器です。ちょっと写真では見ずらいですが、宇宙から降り注ぐ宇宙線(ミュー粒子)を観測するための装置です。ウィルソンの霧箱でも見ることができます(以前、別の大学でみました。)

超電導リニアック試験施設です。次世代の加速器は超電導を使用する様で、その実験を行って今う。この金属(ニオブ、レアメタルの一種です)の中を電子等が通過します。
加速器はジュネーブにもありますが(スタインズゲートで有名なCREN)、次世代加速器として、日本の北上付近に国際リニアコライダーを作るプランがあります。そこではこの超電導加速器が用いらるでしょう。
いたるところに先生がいて、気兼ねなく質問できました。
「JAXAに負けたくないからKEKをPRしてください!」って言っていました。対抗意識があるようです。やっぱりロケットが宇宙に飛ぶというのはわかりやすいのに対して、加速器で素粒子の新たな性質が判明したというのは目に見えないのでわかりづらいです。
あと、職員が「超KEK」のシャツを着ていました。ニコニコ超会議でも着用したものらしいです。
9月下旬にスーパーカミオカンデの一般公開もあるのですが、こちらは抽選制です。私は丸っと落選しました。_| ̄|〇









































